ホワイトニングって漂白剤を使うんですよね?歯や歯ぐきに悪くありませんか?
よくご質問いただく内容です。結論から先に申しますと、ホワイトニング効果は歯肉炎治療に使った薬の副産物として発見されたものですので大丈夫です。ご安心ください。
歯科医院でご提供しているホワイトニングとは、過酸化水素の入った薬品を用いて歯を白くするというものです。過酸化水素とは、オキシドール、オキシフルと呼ばれている薬品で、消毒や治療に使われている長い歴史があります。
歯のホワイトニング効果が発見されたのは30年以上前のことで歯肉炎の治療がきっかけでした。約10%の過酸化尿素を用いて歯肉炎を起こす歯周病菌の殺菌をする際に、歯が白くなることが副産物として発見されたのです。
本格的にホワイトニングがはじまって20年以上になりますが、FDA(アメリカの食品医薬品局)などから危険性を指摘された報告はございません。
ただし、一時的な知覚過敏になるかたが時々います。これは、ホワイトニングをすると、歯の表面を保護しているうすい膜「ペリクル」が剥がれるためです。この膜が剥がれるおかげで、エナメル質の微細な穴からホワイトニング剤が象牙質の表面まで浸透するのですが、逆にいえば、この膜がないと、歯への刺激が象牙質に伝わりやすくなります。
この膜は、24時間で再びエナメル質をおおい、歯を保護してくれますので、知覚過敏といっても、この間に起こる一時的なもので、一晩寝て起きたらいつのまにか治っていることがほとんどです。
ホワイトニングに興味が有る方は一度歯科医院にご相談ください!
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