子どもにも大人にもフッ化物!!
多くの調査結果が示すように、歯を失う原因の第1位はむし歯です。
また、歯周病も大きな原因ですが、歯周病のために抜歯されたという症例の多くに、むし歯が副因として関わっていることも少なくないのです。とくに、クラウンやブリッジのある歯の喪失率はきわめて高いものとなっています。
そんな中、保健教育の一環として全国各地の学校や幼稚園・保育園で行われているフッ化物洗口は、子どもたちのむし歯予防にめざましい成果を上げています。
子どもの歯だけではなく、おとなの歯にも、フッ化物は多いに力を発揮するのですから、使わない手はありません。
ことに、歯周病のために歯ぐきが退縮し、象牙質がむき出しになったお口は、むし歯のリスクが一段と高まっています。むし歯を予防し、むし歯の進行を抑えて歯を守るフッ化物を、大人の方もぜひ使いましょう!