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食べる意欲はお口の発達とともに♪赤ちゃんの食育

お口の発達 食育

もう離乳食の始まる月齢なのに中々食べれてくれません。

そんなお困りの場合がございますね。

月齢は、発達の大まかなめどにはなりますが、実際のところは個人差がとても大きいのです。

もしかしたら、まだ離乳食には早いのかもしれません。のんびり半月ほど待ってみましょう。

<食べる能力>
私たちは、ふだん噛んだり飲み込んだりして、あたりまえに「食べて」暮らしています。ところが「食べる」という能力は、私たちに生まれつき備わっていたわけではありません。私たちが食べることができるのは、赤ちゃんの頃に「食べるための機能」が育ち、「食べる能力」を練習によって獲得したからなのです。考えてみれば、赤ちゃんに生まれつき備わっているのは、おっぱいを飲む能力であって、食べる能力ではありません。生まれたての赤ちゃんのお口に指をもっていくと、反射的にチュパチュパと一生懸命吸ってくれます。これは自分の意思で吸っているのではなく、生まれつき備わっている反射です。

小さな赤ちゃんのお口には、乳首がピタリと収まるくぼみがあって、乳首を引き込み安定させて飲み易い形になっています。これが成長とともになくなり、上あごが広がって食物を食べやすいお口へと変わっていきます。

哺乳反射のある赤ちゃんの場合、お口とのどを開けっぱなしにしてお乳を流し込んでいますが、食べる機能の準備がお口の中で整ってくると、大人とおなじように、くちびるとあごを閉じてのどでゴックンと飲み込めるようになります。あたりまえのようですが、じつは飛躍的な変化なのです。

ためしに、指をお口に持っていってみてください。哺乳反射が残っている赤ちゃんはチュパチュパと吸います。すぐに指だとわかって吸わなかったら、離乳食開始のサインです。

赤ちゃんの「食べたい」という気持ちは、お口の機能が発達し、受け入れ態勢が十分整ってはじめて生まれるものです。急いで進めすぎると無理強いになり、丸飲みしたり、お口のなかに溜め込むクセがついてしまうかもしれませんので、のびのび行いましょう。