再生するとはどういうものでしょう?
それは炎症や、過剰な力が原因で破壊されてしまった歯槽骨や歯肉の付着が修復することです。
修復されると、歯槽骨や付着のレベルは上昇に転じます。
炎症がなくなりよい条件がそろうと、歯根膜の働きで自然にあたらしい細胞が生まれて修復されることもありますが、これにはよほどよい条件が必要です。
そこで、あたらしい細胞が生まれるようなよい条件を人口的に用意して、歯槽骨や歯肉の付着を修復する治療を行います。これを「再生療法」といいます。
歯槽骨や歯肉付着が修復されて、歯と歯肉の境目の歯周ポケットが浅くなると、プラークが溜まりにくくなり、細菌が減り、炎症がおさまって、歯のグラグラが改善され、歯周炎が治って行きます。