【歯医者さんデビューはできれば０歳から♪】

何歳くらいから歯医者さんで見てもらうといいのでしょう？

それは、はじめて歯が生えた７ヶ月頃からです。お母さんのメインテナンスのときにお連れいただくのが理想的で、歯医者さんに慣れさせておくと、後々に歯医者さんを怖がらず、痛い思いもせず、結果的にお母さんにとってもラクになります。

もともと、生まれてすぐの赤ちゃんのお口には、むし歯菌はいません。そこでむし歯菌がうつって増える前にケアをはじめ、リスクの低い状態をなるべく長く維持したいのです。

むし歯になりやすくなったお口を予防するより、ご両親にとっても、お子さんにとっても、格段に気持ちも手間もラクだからです。

歯医者さんに慣れること、これがまずはじめのむし歯予防です。

徐々に歯医者さんに慣れてきたらお口のなかをちょっとだけ見せてもらいます。

次のステップは、歯ブラシになれること。小さな赤ちゃんの場合、お口におっぱい以外のものが入ること自体、はじめての経験です。そこで驚かせないように、まずは歯がためのように歯ブラシをガジガジと噛んでもらって、硬いものがお口に入ることに慣れてもらいます。

フッ素はこの頃から、毎日ほんの少量を使っていただきます。生えたての軟らかい歯を、フッ素が守ってくれるからです。100ppm程度のごく濃度の薄いスプレーか、子ども用の500ppmのジェルをゴマ粒程度使います。前歯にチョコチョコっと塗って挙げましょう。（100ppmのフッ素は味が薄く、小さな赤ちゃんにも「ベーッ」とされにくく使いやすいと思います。